天然記念物「イタセンパラ」取引=「優越感浸りたい」、3人逮捕−愛知県警(時事通信)

 国の天然記念物に指定されている淡水魚イタセンパラ、アユモドキを不正に取引したとして、愛知県警一宮署などは10日、種の保存法違反などの容疑で、会社員時田信夫(51)=同県一宮市木曽川町外割田=、無職河村徳浩(47)=大分県別府市鶴見=、淡水魚販売業佐々木保夫(65)=岡山市中区祇園=の各容疑者を逮捕した。同署によると、3人は容疑を認め、時田容疑者は「珍しい魚を持っているという優越感に浸りたかった」と供述しているという。
 同容疑者は「2002年ごろから密漁を始め、木曽川で約1200匹のイタセンパラを捕獲した」と話しており、同署が裏付けを進めている。 

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